Uber Eatsの配達用バイクとして稼働しているPCXの純正タイヤが交換時期を迎えたため、前後セットでミシュランタイヤへ交換しました。
交換後は、新宿・渋谷・池袋を中心とした都内配達で約2000キロ走行しながら、純正IRCタイヤとの乗り味の違いや、ロードノイズ・乗り心地・雨の日の安心感などを実際の配達目線でまとめました。
また、タイヤ交換時の注意点や、PCX2023年モデル特有の規格問題、実際に気になったデメリットなども含め、Uber Eatsのバイク配達で感じたリアルな使用感を紹介します。
Uber Eatsの配達用バイクがタイヤ交換時期に|純正タイヤにスリップサイン表示
Uber Eatsの配達用バイクとして稼働しているPCXは2023年モデルです。
純正タイヤにはIRC「SCT-007」・「SCT-001」が採用されており、走行距離15000キロを超えた頃から、雨の日の停止時や荒れた路面などで徐々にグリップ低下を感じる場面が増えました。
その頃からタイヤ交換を意識していましたが、普段の配達ではそこまで不安に感じるシーンもなく、そのまま様子見していました。
しかし、気づけば20000キロに到達しそうなタイミングでスリップサインが明確になり、交換時期としてはちょうど良いタイミングだったと思います。
以前に配達していた別車種のバイクでは10000〜15000キロ前後がタイヤ交換目安だったこともあり、PCXの純正タイヤ(IRC)は20000キロ前後と、かなりロングライフな印象でした。

Uber Eatsの配達用バイクをミシュランタイヤへ交換した理由|シティグリップ・純正採用実績

タイヤ交換を考え始めたタイミングで、次はどのタイヤを試すか調べるようになりました。
PCXの純正タイヤIRC「SCT-007」「SCT-001」は、今回の約20000キロ近く走行できる実績から、次の候補としても考えてはいました。
ただ、都内のバイク配達では雨の日の走行や長距離移動も多く、グリップ性能を重視したタイヤやIRC以外のメーカーも一度試してみたいと思うようになりました。
そこで候補に入ったのが、ホンダのバイクをはじめ、一部スクーターバイクでは純正採用の実績もある、ミシュランの「シティグリップ」でした。
これはUber Eats配達員の間でも評判が良く一般ライダーからも選ばれているタイヤです。
「安心感・耐久性・パフォーマンスを備えたMICHELIN City Gripシリーズ。混雑した街中でも、雨の日の走行でも、確かなグリップとコントロール性で毎日のライドを心地よく支えます。」
このような説明書きをメーカーページで確認し、今回はUber Eatsの配達用バイクとして稼働してるPCXへミシュランタイヤを導入してみることにしました。
Uber Eatsのバイク配達で都内2000km走行した感想|新宿・渋谷・池袋を中心に
あくまで一般的なライダーとしての体感ベースにはなりますが、約20000キロ走行したPCXの純正タイヤ(IRC)から新品のミシュランタイヤへ交換したこともあり、ファーストインプレッションとしてはかなり乗り味の変化を感じました。
そこから約2000キロほど、新宿・渋谷・池袋の幹線道路や裏道を中心にUber Eatsのバイク配達で走行して感じたのは、純正品のIRCと比べてミシュランタイヤの方がロードノイズが少なく、細かな凹凸や段差の突き上げも柔らかくなったことです。
特に、都内特有の荒れた路面や継ぎ目の多い道路では配達中に違いを感じやすく、長時間のバイク乗車・配達でも疲労感は軽減された印象があります。
また、配達スタイルによって短距離・長距離とバイクの走り方は変わるものの、燃費計の数値上だと交換後は燃費も3km/L前後伸び、以前より改善していました。
PCXに純正採用されていたIRC「SCT-007」「SCT-001」でも配達で困る場面はありませんでしたが、ミシュラン「シティグリップ」は全体的に快適性や安定感が向上した印象です。
Uber Eatsのバイク配達で感じた変化|雨の日の都内走行レビュー
約20000キロ前後走行した純正品のIRCタイヤから新品のミシュラン「シティグリップ」へ交換したため、乗り味が良く感じるのは当然あると思います。
ただ、バイクの新品タイヤは交換直後だと離型剤などの影響で滑りやすいと言われているため、いきなり雨の日の配達へ投入することは避けました。そのため、約150キロほど慣らし運転(皮むき)を行ったあとに、雨の日の配達も含めて走行しています。
雨天のUber Eats配達でも、ミシュラン「シティグリップ」は安心感が増した印象があります。もちろん、マンホールや白線の上を積極的に走るわけではありませんが、バイク配達中は停止時や交差点付近など、濡れた路面・白線を通る場面があります。そのような場面ではタイヤ交換以前と比べてシティグリップは安定感が増したように感じました。
また、IRCとシティグリップではトレッドパターンにも違いがあり、排水性能の差も影響しているのかもしれません。特に、新宿・渋谷・池袋周辺は交通量も多く、急なブレーキや細かな車線変更が発生しやすいエリアです。そういった都内特有のUber Eatsのバイク配達環境では、タイヤの安心感がそのまま疲労軽減にも繋がっている気がします。
一方で、雨の日の配達はタイヤ性能だけでなく、スピードを抑えることや危険な路面を避ける意識もUber Eatsを続ける上でかなり重要だと感じています。
実際に気になったデメリット|Uber Eatsの配達用バイクをミシュランタイヤ「シティグリップ」に交換
Uber Eatsの配達用バイクとしてミシュラン「シティグリップ」を導入して気になった点もありました。
まず感じたのは、バイク専門店によって交換料金にかなり差があることです。今回は純正タイヤから前後セットで交換しましたが、事前に複数店舗へ確認したところ、工賃やタイヤ価格込みで5000円前後の差額もみられました。
今回依頼したバイク専門店のタイヤ交換費用は前後セット交換・工賃・バルブ交換・廃タイヤ処分込み。なお、後輪側はマフラー脱着など作業工程が増えるため、前輪より交換工賃は高くなっていました。
| 内訳 | 金額 |
| 前輪 シティグリップ | 9500円 |
| 後輪 シティグリップ2 | 9500円 |
| 交換工賃(前輪) | 3000円 |
| 交換工賃(後輪) | 4500円 |
| バルブ交換×2本 | 1000円 |
| タイヤ廃棄代×2本 | 600円 |
| 合計 | 28100円 |
依頼したバイク専門店はタイヤ本体価格が比較的安く、合計金額も抑えられていました。一方で、大型チェーン系のバイク用品店ではタイヤ価格が高めな代わりに、バルブ交換や廃タイヤ処分代が工賃込みになっているケースもあります。
そのため、単純な金額比較だけではなく、作業内容や信頼性も含めて店舗選びをすることが重要だと感じました。特にUber Eatsの配達用バイクは毎日のように稼働するため、個人的には安心して任せられる店舗かどうかもかなり重視しています。
また、PCX 2023年モデルではタイヤ規格の問題もありました。最新モデルは「シティグリップ2」ですが、PCX純正サイズに対応した前輪用ラインナップが用意されていません。
そのため、今回は前輪を「シティグリップ」、後輪を「シティグリップ2」という組み合わせで交換しています。
つまり、PCX 2023年モデルでミシュランタイヤへ交換する場合、基本的には前後とも「シティグリップ2」で統一できない点には注意が必要です。
一方で、前後とも旧モデルの「シティグリップ」で統一する選択肢もあります。
ただ、スクーターバイクは後輪駆動ということもあり、個人的には摩耗しやすい後輪側だけでも最新モデルの「シティグリップ2」を選ぶのは十分ありだと感じました。
さらに、純正採用されていたIRC「SCT-007」「SCT-001」はかなり完成度が高く、ライフ面ではシティグリップの方が短くなる可能性もあります。
実際、交換したバイク専門店では「シティグリップ系は10000〜15000キロ前後が交換目安」という話もありました。これは、ミシュラン特有の柔らかい乗り味や、凹凸・段差の衝撃を吸収しやすい特性も影響しているのかもしれません。
また、スクーターバイクは構造上どうしても後輪側から摩耗しやすく、後輪2回・前輪1回くらいの割合で交換になるケースが多いとのことでした。


本来であれば、PCXは「後輪2回・前輪1回」くらいの交換ペースになりやすく、今回も前輪側はまだ溝も残っておりスリップサインが出ていませんでした。
ただ、今回のPCXは2023年モデルということもあり、タイヤ自体の経年劣化や、Uber Eats配達で毎日のように稼働する使用環境も考慮して、前後セットで交換しています。
Uber Eatsのバイク配達にミシュランタイヤは相性が良かった|シティグリップの性能を体感
今回、Uber Eatsの配達用バイクとして稼働しているPCXへミシュラン「シティグリップ」を導入してみましたが、全体的な満足度はかなり高い印象です。
もちろん、新品タイヤへ交換した直後という補正はあると思います。ただ、約2000キロほど都内で実際に走行してみると、ロードノイズの少なさや段差の突き上げの柔らかさなど、純正IRCタイヤとの違いはしっかり体感できました。
特に、新宿・渋谷・池袋を中心としたUber Eatsのバイク配達では、幹線道路・裏道・雨の日など、さまざまな路面状況を走ることになります。そういった都内特有の配達環境でも、ミシュラン「シティグリップ」は快適性や安定感が高く、長時間稼働時の疲労軽減にも繋がっている印象があります。
あらためて調べてみると、ミシュラン「シティグリップ2」は2020年頃に登場した比較的新しいモデルで、シリカ系コンパウンドを採用することでウェット性能を強化しているようです。
また、純正採用されているIRC「SCT-007」「SCT-001」はカーボン系コンパウンドを採用しており、剛性感やライフ面ではかなり優秀なタイヤだと感じます。
実際、約20000キロ近くまで走行できたことを考えると、IRC純正タイヤの耐久性やコストパフォーマンスはかなり高い印象です。
そのため、「長寿命・高コスパ」を重視するならIRC、「快適性・ウェット性能」を重視するならミシュランといったように、それぞれ違った強みがあるように感じました。
ただ、個人的には毎日のように都内を走行するUber Eatsの配達用バイクだからこそ、快適性やウェット性能を重視したミシュラン「シティグリップ」はかなり相性が良いと感じました。
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